ODのうろうろ日記

世界一明るい失業者になるつもりが再就職しました Twitter→@fukadumde

【22卒・23卒必見】ミクロダメ人間学 本編 失業の方針

お待たせしました、第2回ダメ人間学です。前回が導入でこれが本編。

「仕事を辞めた(辞めたい時)はどうすればいい」という疑問への回答になる内容です。

大まかには、「退職→ダラダラする→再就職」の流れをできるだけ少ないダメージでやることが答えだと思います なんとなくですが方針になるようなことを書いていきます

「ミクロ」とあるように、今回は自分で手を付けられることが中心です。

「マクロ」が失業者の数字を見て安心するだけだったので、もう少しだけ実践的な内容です。

ダメ人間なりにやりすごしていきましょう

 

 

 

仕事は貯金額何円で辞めてもいいか

俺は現金資産100万円で退職しました 

が、後述する実家に帰るため・居座るための費用(引っ越し・退去費用etc)や実家でかかっている費用を肩代わりできる分があればいいので、30万円もあれば十分ではないかと思います。(30万+失業保険で半年くらい無職できると思います)

ていうか足りなかったら消費者金融に借りたらいい 30万円なら1年で返せば大した利息になりません

貯金額より失業保険の受給要件を満たしているか(過去2年以内に通算12ヵ月以上働いていたか)の方が大切だと思います 例えば3か月働いて辞める人は21ヵ月以内に就職→退職をあと3セット繰り返してください。

 

実家に帰る

実家がある人は何としても帰るべきです。一人暮らしで出ていく金は相当なもの。

ダラダラするにも、体制を立て直すにも実家が一番です 地方でも遠くても何でも帰って下さい

帰れないよ!という人はウソでもいいので「会社でとんでもないパワーハラスメントを受けている!」って言ってしまっていいですよ。早々に帰る理由をでっち上げるべき。

 

家計を掌握せよ

仕事を辞めて帰ってきたあなたが、保護者に無条件に心配されるのはせいぜい10日です。

11日目からは「次はいつ働くのか」と質問攻めに遭います 俺たちはダメ人間なのでしばらく働きたくないし、実家での市民権も欲しい。

そこで、実家でかかっている生活費を一部(全部)払います なんでもいいです

電気代ひと月分だけとかだと全然足りません 思い付く限り、払える額のものを最大限払うべきです 実家の家計簿に参加し、追い出される理由・圧力を減らしていきましょう

俺は親のスマホを買い替えてあげましたが、例えば実家に居座っている間通信料をずっと払う・ガス水道電気代金全額・親父の車のガソリン代・一週間分の食費を負担(食事を全部お母さんの代わりに作る、でもいい)など何でもいいです 家計に参加している人を家族は怒れません

 

この先5年間で「やらなくてもいいこと」を検討する

退職したら考えるべきことは「いかに失業者を満喫するか」だと思います

この計画の邪魔になるのが「〇〇年後に結婚する」「〇〇年後に家を買う」といった目標です 

例えば俺は27歳ですが、もし「30歳までに結婚する」という目標を叶えようとした場合、①相手を見つける ②住む場所を見つける ③生活資金の確保を3年以内に行わなければいけません イマイチ現実味がない ものすごく頑張ればできるのかもしれませんが、普通に手順をこなして達成できないことを目標にすべきではない。

 

こんな風に無理そうなことをどんどん後回しにします

一般人が頑張ってやってることはほぼ全部後回しでいいと思います

「この先5年」に深い意味はありませんが、5年サイクルくらいでダメ人間が更生して真人間になるような気がするので・・・(俺はずっとダメ人間でいることを誓います) 

 


再就職は必ずハローワーク

就職活動は必ずハローワークで行います。例外はありません。

良い求人が転職サイトにあり、ダメな求人がハローワークに集まると考えがちですがそんなことはありません。ダメな求人は単にいつまでも掲載されているので目立つ、というだけです。

あなたが求人を見た時、その求人は掲載されている条件で決まっていないのです。

いい条件の求人はあなたより先に見た人が応募してます。

なので急いで仕事を決めると必ずハズレ引きます 待って待って待ちまくります

 

実際には待つというより、条件に当てはまる新着求人を紹介してもらう形式になると思いますが、この紹介を受ける段階で、転職エージェントとハローワークで差が出てきます

 

転職エージェント(サイト)は企業に転職者を紹介して、就職が成立するたびに転職先の企業から手数料を受け取っています 

よって転職者の適正・能力などは無視して、とにかく多くの人を企業に斡旋していくのが「できる転職エージェント」ということです。

 

企業がわざわざ手数料を払ってまで募集するのは「自分で募集しても誰も集まらない求人」を出しているからに他なりません。

ハローワークで募集しても誰も集まらないので、仕方なく転職エージェントにお金を出して人を連れてきてもらうわけです。

転職エージェントより多くの手数料を企業に要求するハローワークは存在しません。まず国の機関だし。

これを踏まえたら、転職エージェント・転職サイトを使って就活するのが禁忌だと分かってもらえると思います。再就職はハローワークを通じて行いましょう。

 

 

Twitterより。失礼すぎて笑える こうやってナチュラルに他人を見下してる奴とまだ傷を舐め合いますか?
それはさておき「ハローワーク>転職エージェント」説を支持してる人は確かにいる、という話。

 

 

空元気は絶対ダメ 人の役に立つことを忘れる

仕事辞めたことを過剰にマイナスに捉える人がいます。

自分はやろうとしていたことを諦めてしまった、履歴書に空白を作ってしまった、等のことを大げさに反省する様子が見受けられます。

それだけならいいですが、「次こそ頑張ろう」と自分を奮い立たせ、(向いていないと分かったのに)辞めた業種にもう1回突撃したり、介護や保育、小売などの難しいセクションに飛び込んでしまうケースがあるように思います。

適正や待遇等で、何か勝算があって再就職するのは構いませんが、無理のある再就職は失業より悪です。死にますよ。

 

確かに失業はマイナスかもしれませんが、再就職によって「取り返す」とか「取り戻す」性質の物ではありません サボっている期間もあれば、働く期間もあるというだけです。

 

どうしようもない求人に限って「人の役に立ちたいと思う人を募集しています」とか書いてあるので、やる気のある人ほど見栄えのいい言葉に共鳴し、そういう求人に捕まってしまいがちです。

仕事で他人の役に立とうとしたり、成果を他人に認めてもらおうとするのをやめましょう。

そもそも失業の後ろめたさは自分のけじめの問題で、人の役に立ったからって相殺できるものじゃない。そしてきょうび「けじめ」という言葉を使うのはヤクザと小学校の先生くらいのもんなので気にする必要ない。

 

 

なんか精神的な話ばかりになってしまったが以上です。

次回マクロダメ人間学は「役に立たない仕事」の年収とか、生涯転職回数の平均(何回以上が転職多いとみなされるのか?結構気になる)と転職年齢の限界、みたいな感じでテーマにしてみようと思います 途中で飽きなければ。