後記:一度下書きのまま公開してしまいました、完成版も読んでね
5万円アルトワークスに続き、まだあるんだぜ激安シリーズ
ヤフオクでエンジンを買う記事にてチラっと登場した、
3万円のアルト
こいつについて、勝手に懐かしみたいと思います
アルトワークスを手放してからしばらく経ち、遊び車は控えようという反省は何処へ、春の訪れとともにアルトを迎え入れました
↑はエブリイとの比較のために引っ張り出した画像と同じもの。
ヤフオクでエンジンを買う - ODのうろうろ日記 (hatenablog.com)
この頃の軽は操作系の電動化・バイワイヤ化の過渡期と言う感じで、この車は電動パワステだけどワイヤースロットルだったような。
スズキのK6Aエンジンも、ダイハツのEFも、同車種同型式の車の中に電子スロットル制御の車とそうでない車が混在していますよね(そうだよね?)
記事先頭の外装画像、けっこうきれいめに映ってますが、写真が盛れちゃってるのではなく、本当にきれいな車だった
内装にスレや埃っぽいところもなく、新車と言われたら納得する程度の良さ
ただ、↑左端で見切れているデジタル時計がなぜかダッシュボードに糊付けされている。確かに固定しないと吹っ飛んでいくが・・・
スズキは今まさにスペーシアベースで乗用ボディの貨物車という金脈を掘りに行くところですが、少し前のバン(厳密にはボンネットバン)にはキャンプでワイワイ♪みたいな明るさはなく、メーカーは運転席より後ろの空間には東扇島行きの川崎市営バスのような雰囲気を与えていました
じゃあ運転席に凝ったところがあるかというとそんなことはなく、シートポジションと素材こそ悪くないが、厚みとホールド感がまったく無いシートのしわざにより、体があっちこっちに動く。
そもそもこの手の車は法人の足車になる宿命があり、誰かのものにならない車のシートを凝るくらいなら低金利ローンとDVDナビくれよ!という感じだと思う
それから15~20年ほどの時を経て、リアの空間で遊ぼう!と超ポジティブな解釈がなされるのが隔世の感というか・・・
ただ遊べるのは乗用版スペーシアがファミリー層の1台目としても使えるだけの空間を持っていたからで、アルトで遊ぼうと試みた先にあるのは関節痛だけ。
アルトについては最低限の快適さを得るには5ドアワゴンのモデルを買うのが定石で、後にバンも5ドアになり、現行モデルはバンがなくなってしまった。
「車の装備は最低限でいい」と言われがちですが、実際に「最低限の車」が市場に出るとそれがセールスの中心になることはないということですね。
ミラクルだったのが禁煙車だったこと パチンコ屋の駐車場で吸い殻が詰め込まれ過ぎてトライポフォビアみたいになってる車種の代表格ですが、本当にきれいに維持されてました
(多少の錆を除いて)ほぼ完璧な車だったものの、右のフェンダー付近をぶつけており、ハンマーで引っぱたいて直しました フェンダーはクリップと10ミリのボルト取るだけで外れたと思う 修理後の画像が見つからない!
前オーナーが新車時から持っていたと思われるカタログやメンテナンスノートもあり、車両のコンディション・経歴ともに申し分ない車でした
そっけないバンですがとにかく車重が軽く、後継モデルより滑らかなハンドリングが印象的です。
使い勝手もよかったが、待てよ俺には「使い勝手」の「使い」を満たすものがない。
こういう車に4人フル搭乗で出かけるのが楽しいんだけどなあ、と思いつつ売却。
もしかして車買ってないで友達作ったほうがいいってこと?