ODのうろうろ日記

世界一明るい失業者になるつもりが再就職しました Twitter→@fukadumde

職業訓練校に入校する

あまり動きのなかった就職活動ですが、職業訓練校への入校が決まりました。

10月から授業が始まるので頑張ります。

 

 

 

8月末に失業保険の支給がスタートしましたが、就職活動の進捗は屁みたいなもので、

ハローワーク探訪 -明るい求職者になる- - ODのうろうろ日記 (hatenablog.com)

↑溶接工の面接を受けるなどするも、あえなく不採用に・・・

 

このままダラダラやるよりは何かスキルを身に付けてから就活した方がいい気配を感じ、職業訓練校の門を叩くことにしました。

 

学力試験などもあったので、入校までの道のりを時系列順に記していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

職業訓練校は造園・介護・機械CAD・自動車整備などの技能を訓練する場所で、半年~2年間ほど通って就職を目指すものです。一部有料のコースもありますが、基本的に受講料は無料

 

自分は神奈川県に住んでいるので、厚生労働省 神奈川労働局のHPから開講情報を得ました。「○○県 職業訓練のように検索しましょう

ハロートレーニング情報 (mhlw.go.jp)

かなテク「カレッジ」と言うが、たくさん課程があるんだから
「かなテクユニバーシティ」だろ ←小姑養成コースをご希望ですか?

↑のように開講情報が見れます

自分の興味のある分野を見つけたら、最優先で用保険(失業保険)の給付対象者向けの講座であるか、そうでないかを確認する。 

 

というのも、職業訓練

公共職業訓練雇用保険の給付対象者向け)

求職者支援訓練雇用保険をもらう予定がない人向け)

に分かれていて、

 

原則、①を受講できる人は②を受講できないから。逆も同様です。

 

神奈川の場合、↑のURL内で青く囲まれている講座雇用保険の給付対象者向けのもの。自分のように失業保険をもらいながら仕事を探している人は、同講座の中から選ぶということ。

 

自分が受ける権利のある講座はどれなのか、事前に把握しておきましょう。

 

 

 

オープンキャンパス

職業訓練校はオープンキャンパスを開催しています

入校してから「全然思ってたのと違う!」とならないように、できるだけ行っておいた方がいいと思います

ドラゴン桜のロケ地だったらしいよ

訓練校の校舎には求人票や採用実績・資格の取得実績が貼り出してあり、これが後述する入校試験の特大ヒントになるかもしれないので要確認です。

具体的には会社名・資格名を覚えておいてください。

また、学力試験の過去問も配布されるのでもらっておきましょう。

 

催しの内容自体は「このコースではこういうことをやるよ」という案内を、訓練校の職員さんがしてくれるというもの。

実際の授業や設備などを見せながら案内してくれるので、訓練内容のイメージを膨らませやすいと思います。

 

 

自分の見学した校舎はモーションキャプチャーみたいな設備があったのですが、

 

先生「これは自分の動きに反応してモニターの女の子が動く仕組みです、バーチャルユーチューバーなんていいますよね」

見学者「「・・・」」

先生「バーチャルユーチューバーなんてありますね、バーチャルユーチューバー。

俺「(繰り返した・・・)」

 

という気まずい時間もありました。

 

とにかく道具・設備の充実度が高く、個人で揃えられる規模とは比較にならない。

しかもタダで通えるんだから、これを蹴って何か別なことをやるとなると...なんだろう特殊詐欺とか?

 

(神奈川県の場合、)オープンキャンパスは予約制で、1開催あたりの定員が決まってます。ハローワークを介さず、直接訓練校に電話して予約しましょう。

自分の時は本来行きたかった日程はすでに満員となっており、なんとなく激しい受験戦争を予感しました。

 

 

 

ハローワークに受験意思を伝える→訓練校に申し込み

オープンキャンパスを終えた時点で、手元にある

 

A.雇用保険受給資格者証(ハローワーク発行)

B.入校申込書(訓練校発行 ハロワにもあるかも)

 

を持ってハローワークへ行き、受験したい旨を伝える。雇用保険の関係することなので、この手順を飛ばすことはできない。

 

手続きは「受験します」「はい」で終わる単純なものだが、自分の時は職員さんがゴソゴソやりだして、「実はこういうのもあるんですが」と言う。(独身者に生命保険を売る生保レディの手つきで笑っちゃった 貴方の担当は失業保険でしょ?)

 

よくよく話を聞くと、俺の受験しようとしているコースは倍率が高くなりがちで、「こういうの」とは別の校舎で開講してる同じようなコースのことらしい。

勧められた方を受験すれば戦争を避けられるかもしれないが、校舎が家から遠い。

先のことは落ちてから考えても遅くないので、元々の希望通り申し込みました。

 

ハローワークに行ったら訓練校に入校申込書を持ち込んで(郵送可)手続き完了。

あとは必要に応じて学力テストと面接の対策をします。

 

 

 

学力テスト対策

中学 / 高校卒業程度 の数学・国語の学力テストが行われます。

自分の希望するコースは中学卒業程度でよかったのですが、もらった過去問に解説がついてない。

 

なので過去問もそこそこに

中学数学・要点のまとめ (005net.com)

↑のサイトを使って復習しました

 

久しぶりに数学に取り組んだ感想ですが、次回のブログは「軽トラでピタゴラス轢いてみた」にしたいと思います。

試験の日程が危険物乙4とほぼ丸被りで大変だった。

 

国語はこのブログを読める人は全員100点取れるはずなので、答案用紙に名前を書き忘れないように気を付けて下さい。

 

 

 

面接(面接シート)対策

聞かれたことにはっきり答える!みたいなことは各自で頑張ろうねという感じだが、重要なのが面接シート(ない県もあるかも)

 

試験の中に「40分間の面接シート記入」というものがあって、

1.このコースを志望した理由は?

のような質問から

 

2.志望するコースに関連するニュースについて、何か記憶に残っているものは?

3.   〃   を扱っている中で、知っている / 就職したい企業は? 

4.   〃   内で得た知識・技能をどのように活かしたい?

 

のようなものまである。(うろ覚えです、スマン)

オープンキャンパスの説明で入校試験の特大ヒントと書きましたが、会社名・資格名を覚えているとここで(特に3,4で)役に立ちます。

貼りだしてあった企業・資格名をそのまんま書いてしまえばいいからです。

 

シート作成は40分でA3サイズの紙を一面埋めないといけないので、時間との戦いです。

試験が始まってから「どんな資格があったっけ・・・」と考えていると後半めちゃくちゃ慌てます。(俺は慌てた)

 

4は「どのように」というのが難しいですが、

「入校を機に受講内容を得意分野にして、長い期間スキルを発揮して頑張る」とか

「将来的に後輩にあたる人たちに教えられるようになる」とか

お好きな「どのように」でいいと思います。

 

しかし当然、面接シートをベースにして面接を行うので、あまりにも複雑・パッと口から出ない内容はやめときましょう。

 

 

面接そのものはごく短いものですが、

「入校を志望されるコースで勉強する内容をどのようなものとお考えですか?」

「あなた自身の将来的なビジョンは?」

といった質問が難しかった

「どのような」がホントに多い。(この場合は「○○に関する技能を身に付ける内容だと思います」と返せば平気です)

 

 

 

結果

面接があっけなく終わったので今一つ手ごたえがありませんでしたが合格

ピタゴラスには線香のひとつでもあげてやりましょうか。

反省点は面接シートの存在を試験開始まで知らなかったことです

 

 

 

まとめ

職業訓練校はタダで行けるのでヒカキンとビルゲイツ以外は全員行くべき

・受講権利のある講座を間違えるとヤバい(申し込み前に最低1回はハローワークに行くとはいえ、ミスると次回まで半年待つことになる)

オープンキャンパスでは採用実績と資格取得実績を覚えとく

・学力テストの復習は数学だけでOK

・面接シートは時間との戦い

・合格発表日を間違えない

 

皆様も良き職業訓練ライフを。