(というCMがありましたよね)
名前にこそ「ジモト」を冠していますが、実際にはインターネットに慣れた人間が万物を搔っ攫っていく、弱肉強食のB級品マッチングアプリです。(目的の品物が近くにあるからといって、取引上優位になるわけではない。)
自分は専ら消費税を課税されないカーセンサーとして使っていますが、今回はボケーと見ていたらいつの間にか原付を買っていました。
経緯
ほしいぜ2ストローク でも無職が買えるのは原チャリだけ!
ジモティー「あるぞ」
あるんだ。神奈川県内、1万円以下でした。
必要な手続き
①出品者にコンタクト、購入する旨を伝える
②現地にて支払い完了、書類をもらう(まだ車体は持って帰らない)
③ナンバーを最寄りの役所で取得
④自賠責に加入
⑤再度保管場所に行き、ナンバー付けて自走で帰る
-補足-
・ジモティーは「あんしん決済」という事前の支払いシステムもあるがたいていの出品者は現地での支払いか口振を希望している。
ちゃんとコンタクトを取らないと別の購入希望者が先に買っちゃいましたー、となりかねないので注意。(とりあえずお金払って確保、はできない場合がほとんどです。)
・②で受け取る書類は
A.廃車申告書(廃車証明)
B.譲渡証明
自治体ごとに書式が違うが、ほぼ合体して1枚の用紙になっている。
・③で↑のA・Bと「軽自動車税(種別割)申告(報告)書兼標識交付申請書」(ヤバい合いの手入れてるみたいだな・・・ 窓口で手に入るよ)を記入して提出。あと免許証の提示が必要。
以前もバイクを買いましたが、決定的に違うのは126cc以上は陸運局、125cc以下は役所でナンバーをもらうこと。
ヤフオクでバイクを買う(250cc) - ODのうろうろ日記 (hatenablog.com)
行き先を間違えると本当に手も足も出ない。
引き取り日記
俺「引き取りは5月8日の〇時で構いませんか?」
出品者「大丈夫です」
・・・
出品者「申し訳ございません、その時間は母の日の準備があり、時間を繰り下げても大丈夫ですか」
大丈夫に決まっている。母の日に原付を購入し、申し訳ございませんでした。
気を取り直して引き取りに向かいます。軽トラで。
時間の関係で出品者の立ち合いなく自分ひとり。
youtubeにラダーレール無しで原付を積載する動画があったので、肉体頼りのパワー積載を敢行します
自走できればいいのだが今回はスケジュール上、ナンバーを取るより先に車体を引き取らないといけない。
・・・
フン....フンッ!!!! 重すぎ。夜の住宅街に失業者の荒い鼻息がこだまする。
シャコタンの車を整備するのに使うスロープを持ってたのでなんとか積めた
ひどい画だ スタンドを立てて固定できず、寝かせて持って帰ってきた
結果
荷台の振動で外れかけの灯火類が全部もげた 配線には問題なくてよかった
フロントのカウル割れは積載する前からこんな感じだった。
車種はスズキのレッツⅡです。みたところ問題は
・バッテリーが入ってない(キックでしか始動できない)
・ハンドルを右に傾けないとまっすぐ走らない
・スピードメーター不動
くらいで、しっかり(?)実働車です いや危ないな・・・
気が向いたら直します
その他
引き取りの翌日は大型二輪の卒業検定でした なぜあらかじめ分かっているのに、体調に負荷をかけたのか。(帰宅したのがAM3時頃で、もう日が登ったら検定 なんなんだ)
結果
→合格(は?)
教官「後ろから見てて大人な走りでした。頑張りすぎて一本橋落ちちゃう人いるんですけど、自分の力量と相談して『敢えて置きに行く走り』をするのは間違いではありません。お手本のような試験でした。威張って帰ってください。」
教習所でこんなに褒められたのは初めて
みきわめの時間にコーンを弾き飛ばしまくったので上手くまとまってよかった。
驕らず、死なない運転を心がけます。
教官、次は正しい積載を教わりに行ってもいいですか。