ODのうろうろ日記

世界一明るい失業者になるつもりが再就職しました Twitter→@fukadumde

エブリイ(DA64) オイル交換編

エアコンの不具合でディーラーへ持って行ったエブリイですが、「来週になるまで手付けられないからそれまでに車検とってきたら?」と進言頂き、乗って帰ってきておりました。(来週で満期なんだよね)

 

普通は「車検に預ける」のに「車検で預かる」のは単に金がないからで、だってダメそうなところを全部直したらもう1台買えちゃうし。

 

というわけで車検に向けてやっていきます。今回はオイル交換。(まあオイルと車検は関係ないけどね)

 

準備

スプレー系のロゴがそっぽ向いてますが
②はドンキで買った無銘柄のクリーナー、④はワコーズのラスペネです。

①オイルジョッキ

②パーツクリーナー

③エンジンオイル

④潤滑油

⑤オイルフィルター

⑥モンキーレンチ

⑦コンビレンチ(17mm)

⑧オイルフィルター用レンチ

⑨ハンマー

⑩ドレンパッキン

⑪廃油受け(2つあると最高)

今回は以上のメンバーです 廃油受けは車の下に忘れてますが準備してますよ 

あとはビニール手袋エスがあるときれいめに交換できる。

汚れてもいい服装でトライしましょう

 

確認

最初にフィラーキャップ(オイルの注ぎ口)を開けておきましょう オイルを抜いた後にフィラーが固着とかで開かないと終わりです 鉄・非鉄金属の買取は下川井IC降りて徒歩5分! OD商会です!非実在

深い意味はないが交換前のオイル量を計ってみます

レベルゲージを引っこ抜いて、上下の点の間にオイルが付けばOKですが・・・

全然足りねえじゃん!全然足りねえじゃん!
いや申し訳ございません!

全然入ってない これはエンジンに対する虐待です 早々に交換します

 

廃油を抜く

今入っているオイルを全部抜きます

車の下にあるドレンボルトを緩めて排出します

間違えてミッションオイルを抜かないように。あと車を動かした直後は万物が熱いので適宜冷まします。

画面右側が車の前部 運転席側からのぞき込むと見える

画像で指さしてるのがドレンボルト。この車は17mmのレンチで緩みます。

上下逆さになると混乱するが、ねじ山を正面に見て左向きに回す。

 

左回転なので画面奥方向にハンマーでたたいてます

車を買ってきて最初のオイル交換は大体ボルトが緩まないもの

潤滑油を吹きつつレンチをハンマーで引っぱたいて緩ませます 

また今回コンビレンチ用意してますがメガネレンチ側を使うの推奨です スパナはねじ山壊します

ボルトが緩みだしたら廃油受けをスタンバイしときましょう

 

いつも廃油受けにボルトを墜落させるのだが今回は手元にキープできました

↑こんな感じでオイルを受け止める 出始めは勢いがいいのでオイルが放物線を描く先に廃油受けを置くのがコツです

ドレンボルトを外す時に100%手が汚れるのでビニール手袋推奨です 俺は素手

オイルが抜けきるまで時間がかかるので待ってる間にフィルターを替えます。

 

オイルフィルターを交換

横着して交換をサボりがちなオイルフィルター

今回は偶然おかわりを持ってたので交換します 握りこぶし大の「胡椒の入れ物」みたいなやつ。

今度は助手席側からのぞき込んでます しかし汚いな!
拭くまで文字が見えなかった。

めちゃくちゃ埃被ってたので前オーナーも交換してない気がする こういう爆弾ゲームも中古車の醍醐味(?)です

ちなみに手回しだと取れません 握力が55くらいあればいけるかも

よいこはまねしないでね! ちなみにモンキーレンチは車買った時から荷台に落ちてた

フィルターレンチをあてがって、本来はエクステンションバーorソケットをはめる突起にモンキーレンチをかけて回す。

もうめちゃくちゃに間違っているが、だってフィルターレンチに合うソケット持ってないんだもん。

この方法だとフィルターレンチを壊すリスクはありますが、すんなりまわったし結果オーライ。

ここも緩んだら廃油受けスタンバイ。廃油受けはデカいのを用意するか、2つないとドレンとフィルター両方を受け止めきれない。

ドレンから大方オイルが抜けた後でもこうなる 

緩めた途端ドバーと来るので注意 外したら新しいフィルターを準備します

 

インターネットでは「メカニックが廃油を塗りよった!怒」みたいな口コミを投稿してる
イカレジジイを見かけるがこんなもん廃油で十分だわ

↑新しいフィルターです 車に接する側のフチにオイルを塗ります 廃油でOKです

オカルト臭い行為ですがパッケージにもやってね!って書いてある(フチに付いているパッキンの歪みと錆防止のため)

 

塗り終わったら車体に新しいフィルターを付けます

できた 締めが緩い分には後で調整できるが、きついと戻すのが大変だしオイルパン(フィルターと接着してる部品)を壊すかもしれない。

フィルターを付ける時は「手回しでオイルパンと接着するまで締めて、そこから3/4回転分フィルターレンチで締める」とちょうどいい、という謎のしきたりがある。

レンチには4か所に数字が振ってある(フィルターからオイルが滴ってる画像参照)ので、「1」が12時から9時のところに来るまで締める。

 

自信がなかったらとりあえず手で回しても緩まないくらいまで締めて、あとで調整するのがいいと思います。(料理で言うところの「耳たぶくらいの硬さ」と同じニュアンスだ・・・)

 

オイル充填

いよいよオイルを注いでいきますが、その前にドレンボルトを戻さないと大地を潤滑するので必ず締めておく。忘れた合消防に怒られます♪

いろいろ混ざってますが紙の後ろにあるシルバーのワッシャーをつける
スズキ/マツダ/日産とありますがエブリイ・スクラム・クリッパーの3兄弟は
これでいけます

ドレンボルトは座金にドレンパッキン(ワッシャー)をつけます。

ボルトを締めると若干押しつぶれるので毎回の交換推奨。

本当はトルク管理した方がいいけどメガネレンチで大まかに締めました。

 

ボルトを締めたら改めていざ、オイル注入。

途中から雨降ってきた キャブオーバーは雨でもオイル交換が楽でいいね

今回は計3.3Lほど入れました  心配な人はちょっと入れる→レベルゲージ確認の繰り返しで間違いないと思います

ちなみに缶から直にフィラーに注ごうと思ってるそこのアナタ、無理です。

エンジンルームをオイル・ファウンテンにする前にジョッキかじょうごを買ってください。

 

なんか入れ過ぎてね?

入れ終わったらレベルゲージ確認。どうも入れすぎ感があるがこれくらいならまあ・・・

交換前のオイルが少なかった=オイル燃焼の疑いありなので多少入れ過ぎても様子見になるというもの。

 

最後に

オイルを入れたらフィラーキャップ・ドレンボルト・オイルフィルターがちゃんと締まっているか確認します。

エンジンかけて少し様子を見たあと、オイルのしずくが染み出ていたら要増し締め。

漏れがなければ完了です。お疲れ様でした。

 

Q&A

Q.車の下に潜ってるけどジャッキか何かで持ち上げてる?

A.今回はジャッキアップではなくシャコタンの車を整備するときに使う坂を使ってます

AP 2PC ハイリフトカーランプ|工具・DIY用品通販のアストロプロダクツ (astro-p.co.jp)

ジャッキは失敗すると破滅的なことになるので↑のスロープが手軽でおすすめ

 

Q.オイルどれ選んだらいいかわからん!!

A.どれでもよくない?今回はカストロールの10w-30(硬めのオイル) ドンキにあったやつ。距離走ってる車は硬いオイル入れた方がいいというしきたりもあるよね。

CASTROL GTX | CASTROL 日本

 

Q.オイルフィルターどれが適合するのかわからん!

A.ホムセンで「スズキ・ダイハツ用」を手に取ってもらえれば間違いないかと思いますが、一応リンクを貼っときます

PIAA DIGITAL BOOK|PIAA

↑このカタログに記載のPS2というものを使ったと思います(長いことストックしてたやつだから曖昧)

Amazon | PIAA(ピア) フィルターレンチ W65 | 車用オイルフィルター | 車&バイク

↑フィルターレンチはこれ

 

 

以上でございます。

次回→冷却水交換orスタビライザー脱着